2009年12月20日日曜日

このブログを始めるにあたって

以前の自分がそうであったように、どうやら私の周りの人は金融、特に自己資産の運用に無頓着なようである。株式やFXなどへ投資をする人はいるが長期的な視点で運用している人はあまりいないようだ。

私も始めは、投資(株式)に興味があったにもかかわらず、踏ん切りがつかなかった。どうも賭け事のような印象が払拭できず、懐疑的だったのだと思う。

しかし、指数連動型投資信託(インデックスファンド)の存在、手数料無料の投資信託(ファンド)の存在、そして、ドル・コスト平均法の存在を知り、投資への一歩を踏み出した。
そして、一歩踏み出せた最大の理由は、投資信託を利用した資産運用ならば、金融の知識に乏しい自分にも実践できそうであった。加えて、結果的にはわずかかもしれないが、少なくとも銀行にお金を預けておくよりも資産を増やすことができるのではないだろうか、と確信できたからである。

では、投資信託で資産運用して利益がでるのだろうか?最悪の場合、損をするのでは?
残念ながら、こればかりは誰にも予想できない。専門家の方々も仰る通り、コントロールできるのはリスクのみなのだろう。(いかに損をする確率を減らせるか、ということ)

私の場合は「お金は銀行に預けるな」や「ウォール街のランダム・ウォーカー」などのインデックス投資の指南書的な本を読み、バランス良く分散(リスクコン トロール)された資産を保有することで、長期的(10年、20年、30年という単位)には利益が出そうだ、という考えを持つことができた。

一方で、果たして本当に将来利益がでるのだろうか?これまでの実績ではそうかもしれないが、今後も同様のことが言えるのだろうか?という疑問も当然あるだろう。

やはり将来の損益については気になるのが人情というものだ。

であれば、実践している経過を、世に公表してはどうだろうか?
とりあえず自分は、楽観的に考え、資産運用したほうが現状よりは良さそうだ、と結論づけ、投資をはじめたのだ。その履歴を残すことには多少なりとも価値があるだろう。

すでに様々な方々がインデックス投資に関する情報を発信しており、それら諸先輩方と同等の情報が提供できる自信はないのだが、知識が乏しい人間(自分のこと)でも、単純なポリシーにしたがって資産運用した結果を、分析や意見など極力交えず、ただ淡々と結果のみを公表するだけでも、少しは面白いのでは、と考えたわけだ。

有名なブロガーの方々はもはやセミプロといった感もあり、「自分には理解できない」「真似できない」などと壁を感じる人いるかもしれない。

であれば、「ある程度適当に運用したら、結果はこうだった」といった履歴があれば、資産運用への敷居も下がり、資産運用への意識も広がるのではないだろうか。

求める結果は20年、30年と先にならないとわからないが、その軌跡をこのブログで残し、自らの備忘録としたい。

そしてこのブログが誰かへの価値ある情報になれば幸いある。


また、最後まで私の悪文にお付き合いいただいた方、深謝いたします。

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